知行合一

僕の好きな言葉に「知行合一」というものがあります。
陽明学の命題の一つだそうですが、
幕末、たくさんの偉人を輩出した吉田松陰の
松下村塾の掛け軸に掲げられた言葉でもあるようです。

知識と行動を一致させる、
知っていることを実践して初めて本物の知識となり、
逆に実践しなければそれは知っていることにはならない。

学んだことを実行に移すことによって
より確実なものが手に入ります。

ここ数年、本屋には
○○の力、○○の方法といったビジネス書が多く並んでいます。
僕はあまり好きではないのですが、
ああいった本を読んで本当に実践している人ってどれくらいいるんでしょうか？
本を読んで満足してしまうことのほうが多いのではないかなと思います。

とにかくどんなことよりも学んだことはまず実践する。
これは本当に重要な教えだと思います。

-6度の世界

北極の呼吸と呼ばれる大寒波が世界中を襲い、
ここ高山も大雪に見舞われました。

あさ工房へ行くとき、道路にある温度表示に-6度の文字が。

さむっ

夕方帰るとき同じところの温度表示を見ると-2度。
昼間、氷点下は脱出していると思いますが、
日に日に冷え行くこの町でじっと寒さに耐えるのでした。

提灯

冬の高山、古い町並みは各々の家の屋根に雪を乗せ
その重みにじっと耐えています。

通りは提灯の明かりが優しく照らし、
なんとも言えない暖かさがありました。

古い街並みの提灯ライトアップは期間限定で
もう終わってしまったのですが、
冬の寒さにじっと耐えている風景が
さらに趣を感じさせているように思えます。