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投資信託とFXという運用をしているのですが、
お偉いさまがたがいうように、ものすごく不確実性のある毎日。

為替にしても株にしても、
いろーんなことが絡み合って、
情報収集が追いつきませぬ。。。。

さて、最近の中国。
オリンピック前だというのに、かなり急ブレーキ気味ですね。

オリンピックまでは順調に行くだろうと思ってたら、
オリンピックまえにこんな状態になるとは。
チベット問題、四川大地震などいろいろ起きてしまったので、
理解はできるんですがね。

昨年の中国株が暴落した際に、
チャンスとばかりに中国系の投資信託を買い込んだんですが、
順調に値が上がっていったのは去年の秋口ぐらいまで。
半年で購入した価格の2倍ぐらいまでいっていたので、
異常なあがり方だったんですが、
そこからじりじり下がってきて、結局今は、
購入価格あたりにいます。

新聞等をよんでいると、中国バブルも終わりか的な内容がありますが、
バブルはいつかはじけるんでしょうけど、
中国の成長は続くはずですよね。あれだけ巨大市場ですから。

中国のナショナリズムは他の国の人から見れば理解しづらい部分もあり、
外資企業にとっては大きなリスクの一つと記事に書いてありましたが、
たしかに、それは納得。

かつて眠れる獅子と呼ばれた中国。
今は起きて朝ごはんを食べようとしているけど、
なんせ寝起きは機嫌よろしくないから、
あまり周りから刺激しないようにしている、ってところかな。


オリンピック後、次は万博に向けてまたアクセルを踏み出すだろうけど、
そのときは、もっとスムーズな進み方をしてほしいですね。
起きた獅子さんはゆっくりご飯を食べてほしいものです。
資源とか人口とかだけでなく、
歴史も文化もすごいものをもっているのだから、
きっと立派な獅子になるはずなんです。
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これからの生活はどうすればいいのか
これからの街はどうなればいいのか

僕が好きな本のなかに
Jeremy Rifkinの「The Hydrogen Economy」があります。
この本、ほんと好きでなんども読んでるんですが、
簡単に説明すると、
・石油社会は限界にきている
・一極集中エネルギー生産、トップダウン構造はリスキーである
・石油代替燃料はいくつかあるが、最終的には水素になる
・水素と燃料電池のペアで、
 各家庭がエネルギーの自給自足をし、
 かつ、各家庭をつなぎエネルギーネットワークを構築することにより、
 上記のようなリスク回避ができる
といったようなことです。

1つ目のことはだれもが承知のことですが、
2つ目については、これから非常に重要になってくると思います。
たとえば、数年前、ニューヨークで大規模停電が起きました。
原因は発電所からの送電線トラブル。
一箇所ダメになるだけで、世界一の街がまっくらに。
日本では東京が真っ暗になることはないですが、
たとえば、昨年から
世界最大の原発である新潟の柏崎刈羽原発が地震の被害で
操業不可になり、それを補うために、
老朽化した火力発電所を復活させフル操業。
CO2バンバン出してます。

一つの発電所が止まっても、他で補える仕組み。
しかも、それがクリーンなものでなければいけません。
大規模発電ではなく、小規模なものを、可能であれば
各家庭で自給自足できるぐらいのものが普及し、
それをネットワーク化する。
エネルギーの世界でも個々がお互いに助け合う社会が
望ましいと本は述べてるんですね。

といっても
まだまだ問題が多くあるので、実現はだいぶ先ですよね。
それでもやっぱりそういった社会には水素、燃料電池というのは
絶対はずせないモノだと思います。


うーん、水素社会はいいんだけど、
そもそも水素ってどっからもってこればいいんでしょうねぇ。
ハードルが低いのは都市ガスとかですが、
それだとCO2はでるから(火力発電で石油を燃やすよりは少ないけど)
やっぱり水から取り出せるぐらいにならないと意味ないよなぁ。

この水素を水から取り出すってならやっぱり電気が必要で、
ってことはどっかから電気持ってこなきゃいけないわけでしょ。
ってなると、太陽光発電、風力発電、マイクロ水力発電などで
各々が自然の恵み(エネルギー)を利用して電気をつくるってことかな。
まだまだ発電効率がわるいから、技術の進歩が必要ですけど、
これらのグリーンエネルギーは必要不可欠ですね。


と書いていくと、何いいたいのかわかんなくなるので、
まとめると、
・太陽光、風力、水力などのグリーンエネルギーといわれるエネルギーで
 各家庭が発電。
・その電力をつかって燃料電池で水から水素をつくる
・その水素を利用して、車を走らせたり、
 また空気中の酸素と反応させて発電し、家で消費。
 またその化学反応で出る熱でお湯をつくる。
・こういった家庭規模のエネルギーサイクルをネットワーク化し、
 足りない分をお互い補えるようにする。

もちろん全てを小規模発電で補えないので、
大規模発電に頼るところは大きいですが。

今では夢のようなモノで理想なんですが、
数十年後にはこういう社会が実現できてるといいなぁと思います。

今朝の読売新聞の記事で、
OECDがバイオ燃料の意義は小さいという内容の報告書を発表した、
というものがあった。

これは、今となっては一般の人でも理解できるはなしですよね。
とくに日常スーパーで買い物をする主婦さんにとってみれば、
なんでこんなに値段があがっとるの!って
日々怒ってらっしゃるから。

エタノールなどのバイオ燃料をつくるために、
トウモロコシなどを使うんだけど、
そのせいで食料として出回らなくなり、
結局、価格高騰という事態に。
しかも、エタノール燃料会社も、
トウモロコシの値段があがりすぎて、採算合わず、
倒産っていう意味分からん状態も起きている。

僕自身、バイオ燃料にはすごく期待して、
いろいろ勉強したんだけど、まさかここまで「副作用」が
あるとは思ってませんでした。
というよりも、なんでトウモロコシやねん!っていうツッコミを
したくなるんですが、ひまわりだとかジャトロファなど
非食料の植物を主原料とするようルールは作れないんですかね。

ジャトロファなんて、
水が少なく弱い土地でも栽培できるんだから、
アフリカを大ジャトロファ生産地帯にするとかね。
実際にそういう思いで取り組んでらっしゃる方もいるようです。

で、話を元に戻して、
バイオ燃料の意義はちいさいと。
石油系に比べればいろんな意味で効率も悪いと。
そもそも石油燃料があと数十年でそこをつく、かつ
これ以上CO2出し続けたら地球があっぷあっぷしちゃうってことで、
じゃあどうすればいいのだろうって、
これからどう生活すればいいのだろうってのを
大学の時にせっせとペーパーを書いたことがあります。

うーん、長くなりそうなので、
一度ここで切ります。
続きは、次のエントリーで。

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