2009年を振り返って

明日から新たな年になります。
今日と明日、一日一日が続いているのに、
なぜこんなに気持ちを切り替えて、よしっいこう！という気にしたくなるのでしょうか。
年が変わるというのは、不思議なことです。

さて、今日で終わる2009年。
どんな年だったのか、整理する意味で少し書いてみたいと思います。

◇転職と天職

なんといってもこれですね。
今年の夏、3年数ヵ月働いたトヨタを辞め、
家具職人になるべく飛騨高山へ移りました。

大企業という組織の中の一歯車として働き続けることに
疑問と不安を感じ、
自分がとことん追求できる仕事、
自分の手で出来る仕事、
町のために、環境のためにできる仕事、
人との関わりを大事にできる仕事、
そんな理想を実現するためには会社を辞めて
家具職人の道しかないと思ったのが今年の年明けあたり。

有言実行、知行合一。
思いを行動にしっかりと移せたことは本当によかったと思うし、
支えてくれている周りの人たちの温かさを感じました。

また家具職人という職業はまさに天職。
その気になれば上で書いたようなことをどんどん満たすことができます。
自分のアイデア次第でどんどん膨らみます。

まだまだ修行の身ですので、
初心を忘れないよう来年も精進していきたいと思います。

◇人と人

今年は人のつながりを非常に感じた一年でした。
会社を辞める時にいろいろ相談に乗ってくれた人、
高山に移ってから遊びに来てくれた人、
工房で出会った愉快な仲間、
そして、地元岐阜を盛り上げる人たち。

自分の周りにはたくさんの人がいて、
そんな人たちに支えられて、勇気づけられて、今の自分がいる。
そんなことをひしひしと感じています。
本当にありがとうございます。

◇来年に向けて

今の工房では残り1年半。
つまり来年1年は非常に重要な一年になってきます。
そのため、
　・積極的に木工を学ぶこと
　・地元岐阜のための活動を具体化/実行すること
　・独立に向けた準備を始めること
の3つをやっていきたいと思います。

来年以降のことを考えると、
2010年にこの3つをしっかりやってるかやってないかで
大きく変わってくると思うので、
常に心において一日一日を大切にしていきたいと思います。


それでは、みなさん、よいお年を。