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朝5時、昨日と同じように自然と目が覚め、ふと外をみると、窓から見える櫻島は背中におおきな炎を背負っているかのように朝焼けを鮮やかにまとっていた。またカメラを持ち出し、フィルムに焼き付ける。

一時間ほどたったころ嫁がおきだしたので、散歩でもいこうかと、桜島を見にいくことにした。実は鹿児島で選んだホテルは街の中心からは少しずれており、より海寄り、桜島寄りのところにある。ここを選んだのは、朝、桜島を見に散歩に行こうともくろんでいたからだ。また鹿児島の観光ポイントである、坂本龍馬とお龍の新婚旅行の記念碑と薩英戦争のとき薩摩藩が大砲台を築いた天保山が近くにあるからだ。ホテルをでて5分もしないところ、記念碑は立てられていた。2人寄り添って。そして、その先の公園に大砲台跡地があった。ちょうどNHK大河ドラマ『篤姫』で薩英戦争の時の話も出ていたが、さすがに朝6時にここを訪れる観光客もいない。








そこから歩いて海のほうへ進んだ。太陽がぐんぐん上昇し、かなりまぶしい。桜島のてっぺんにダイヤモンドヘッドとして輝く太陽がみれた。2人で記念撮影。今回の青春18きっぷの旅ではここが最南端となるだろう。すこしのんびり歩いてから、ホテルに戻り、朝ごはんをいただいた。そして、8時半ごろホテルをチェックアウトし、バスで鹿児島中央駅へ向かう。スーツケースをロッカーに押し込み、身軽になってから、鹿児島市内の観光施設の入場券などがお得なセットになっている「かごしまぶらりパスポート」を購入。またこれで市内バスも乗り放題だ。






まず向かうは大久保利通の銅像と維新ふるさと館。といっても、メインがそれであっても、その周辺にはほんとにたくさんのポイントがある。大久保利通の生い立ちの地、西郷隆盛誕生地、大山巌誕生地、東郷平八郎誕生地などなど。一つ一つ地図を見ながら歩いていく。維新ふるさと館はなかなかおもしろいところだった。だからといって、真新しい発見があったわけではないが、ロボット仕掛けの維新物語の上映など見てて楽しめる。




さぁ、市バスに乗って少し進もう。次は小松帯刀の像だ。薩摩といえば大久保利通と西郷隆盛というのがすぐ出てくる名前だが、薩摩藩家老の小松帯刀がいなければ明治維新は成しえなかったと先の2人も述べているように、彼の果たした役割はかなり大きいと最近になって評価されるようになり、銅像が建てられたそうだ。そして、その像から数10メートルのところに西郷隆盛の銅像がこれでもかとその存在を知らしめている。

鹿児島のこの日は暑い。汗があふれ出る。鶴丸城跡を通り、薩摩義士碑へいき、再びバスの乗って、今度は城山公園へ行く。ここから眺める桜島の景色もまたよい。またバスに乗り込み、次は、西郷隆盛が眠る南州神社へ参拝し、篤姫が生まれた場所(今は一般人の家)を見る。さらに再びバスに乗り、今日のクライマックスとなる薩摩藩主別邸であった仙巌園へ向かう。ここでは、運悪いことに中国人のツアー客と重なってしまい、おびただしい数の中国人観光客と彼らから発生される中国語によって、せっかくの仙巌園の雰囲気も台無しだ。それにしても、美しい庭であり、美しい眺めだ。



一通り仙巌園を見て周り、すこし遅くなった昼食を食べることにした。それにしても歩きつかれ、そして汗が吹き出て、首にかけていたタオルも嫌なしめっけをもっている。。。

さぁ、これで一通りの鹿児島観光が終わった。本当であれば、篤姫館があったのでよりたかったのだが、どうしても時間的にむりだったので諦めた。ごった返す鹿児島中央駅で再びスーツケースをロッカーからだし、次の目的地「霧島温泉」へ向かう。駅としては霧島神宮駅。そこからタクシーにのり霧島温泉郷へ向かった。ここでのったタクシーの運転手が「明日霧島観光してあげましょうか」と提案してきたので、霧島では電車もバスもないから困っていた僕らにとっては願ってもない申し出のため、霧島めぐりをしてもらうことにしたのだが、これが明日また波乱を生むことになる。

さて、この霧島温泉。泊まったホテルはすこし古めかしいところがあり食事も大人数一斉バイキングでのんびり食べられないという非常に残念な内容なのだが、温泉という質を考えると、いままでいった温泉の中では群を抜いてトップだ。もしかしたら、もっといい温泉旅館に泊まっていれば至福の時間を過ごせたのかもしれない。そのため、2人でこの温泉を満喫することだけ心がけた。





さぁ、旅も折り返し地点。明日は霧島観光のあと一気に北上し、宮崎をとおり別府まで行く。
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